「国会で最も中立であるべき内閣法制局長官が野党議員を小ばかにする悪夢」について

国会で最も中立であるべき内閣法制局長官が野党議員を小ばかにする悪夢」について
最近、安倍内閣になってから、官僚が本当に劣化してきている。財務省しかり、厚労省しかり、法務省しかり、全てにおいて仕事のやり方、仕事の結果が全て頂点の安倍首相の顔色、意向を見て、びくびくしながら仕事をしている。それさえ、従っていれば、国民がどう思おうが構わない。自分ではこんなことをすれば良心の呵責を覚えるが、安倍首相のためならどんな嘘でも言う。どんな良心に反することもやってしまう。いつか、その良心もマヒをして、国民の代表である野党議員など取るに足らない気になってしまう。その典型的事例を今日の国会で見てしまった。

立憲の小西議員が安倍首相に行政監視機能について質問し、「安倍晋三首相の答弁が時間稼ぎだと批判して「聞かれたことだけを堂々と答えなさい」と強い口調で要求した。「国会議員の質問は国会の内閣に対する監督機能の表れだ」と主張し、こうした趣旨の政府答弁書があるかの確認を内閣法制局長官の横畠氏に求めたところ、「このような場で声を荒らげて発言するようなことまで含むとは考えていない」と述べた。実際、小西議員の質問を聞いていたが、声を荒げるという表現はしていない。明らかに安倍首相側に立って、安倍首相に媚びを売る言い草であった。小ばかにした態度である。その後、野党議員が厳重抗議し、謝罪・撤回を行ったと新聞で書かれているが、その謝罪の際はニアニアしてとても真剣に謝罪している姿はなかった。

 内閣法局長官は、国会の中で裁判官のような立場であるはずである。その中立的立場の人が野党を小ばかにする姿にもう公務員のモラルが地に落ちてしまった。これは悪夢である。腐ったリンゴは傍らのリンゴを腐らす。


「声を荒らげて発言」の内閣法制局長官が答弁を謝罪・撤回
毎日新聞
2019/03/06
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%80%8c%e5%a3%b0%e3%82%92%e8%8d%92%e3%82%89%e3%81%92%e3%81%a6%e7%99%ba%e8%a8%80%e3%80%8d%e3%81%ae%e5%86%85%e9%96%a3%e6%b3%95%e5%88%b6%e5%b1%80%e9%95%b7%e5%ae%98%e3%81%8c%e7%ad%94%e5%bc%81%e3%82%92%e8%ac%9d%e7%bd%aa%e3%83%bb%e6%92%a4%e5%9b%9e/ar-BBUqRth
 内閣法制局の横畠裕介長官は6日の参院予算委員会で国会の行政監視機能について説明する中で、立憲民主党会派の小西洋之氏の質問について「このような場で声を荒らげて発言するようなことまで含むとは考えていない」と批判し、謝罪・撤回に追い込まれた。小西氏は「法制局長官が国会で政治的な発言をしたのは初めて聞いた」と批判した。
 小西氏は、安倍晋三首相の答弁が時間稼ぎだと批判して「聞かれたことだけを堂々と答えなさい」と強い口調で要求。「国会議員の質問は国会の内閣に対する監督機能の表れだ」と主張し、こうした趣旨の政府答弁書があるかの確認を横畠氏に求めたところ、問題の発言が飛び出した。
 議場は騒然とし「越権だ」との声が次々にあがり審議は2度中断。横畠氏は「声を荒らげてという部分は、委員会で適否を判断すべき事柄」と認め、「評価的なことを申し上げたことは越権で、おわびをして撤回させていただく」と答弁した。
 「法の番人」とも称される内閣法制局のトップの答弁の謝罪・撤回は極めて異例だ。【遠藤修平】

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