原子炉の冷温停止状態の早急実現こそ日本だけでなく世界を救う

昨日4月8日(金)の日経新聞の総合ページの見出し:「福島第一原発・建屋外に冷却設備・東電・保安院検討・設置には1カ月」が報じられている。

 化学工学を勉強したことが有る者や熱交換器がある工場で働いた経験が有る者は、今回の福島第一原発の事故で冷却系統が破壊されたため原子炉が危険に曝されていると聞けば、すぐさま既存システムとは別個の冷却設備の設置することを考える筈なのだが、事故後1ヶ月近くも経った今頃みなって専門家の集団で有る筈の東電・保安院は検討すると公表するのだから呆れてしまう。

 当ブログも、事故当初直ぐに「別個の冷却設備設置が良いのでは?」と思ったのが、原子炉は化学プラントとは異なり設置が出来ない問題があるのではと思ったりした。しかし、この記事を目にした時、意思決定機関である経済産業省や「原子力安全・保安院」の情報の収集・解析・方策についての意思決定に問題があると感じた。

つまり経済産業省や「原子力安全・保安院」でも明治維新後に出来た時代の官僚制度の不文律が働いており、現場の実情を把握していない上級管理者の功績争い・学閥・防災工事の受注問題の考慮が優先し、効果的対策を早急に決定出来るシステムになっていないのではとの疑念が強いのである。
参考資料:新藤宗幸『技術官僚』岩波新書 2002
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/Shindo.html

 新聞記事の重要部分を抜き出してみると、「かねて仮設の冷却設備を提案している奈良林直北海道教授は「放射線を遮るコンクリートの壁を設ければ1カ月程度で(作業員の安全を確保しつつ)取り付けられる」と話す。本来のシステムに比べ規模は小さいが、うまく冷却水が循環すれば「4〜5日で冷温停止状態にできる」(奈良林教授)
上原春男・元佐賀大学長も、作業者が放射線防御をしっかりして交代制で取り組み「配管をどこでつなぐかを決めれば、作業は一日で‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐‐‐ 」。ただ高橋実・東工大准教授は圧力容器が損傷して‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐‐‐ 効果は薄れる」との見方を示す。

 現在は一刻も早く原子炉を冷温停止状態にすることを、日本だけでなく世界から求められており、可能性のある冷却方法は全て試みることが急務となっている筈だ。意思決定機能の近代化を即座に実現させ、この有力な冷却方法を早急に試みるべきと思う。

明日の選挙で、「国民は二度と滅亡の恐怖を感じたくない、国民のための官僚制度の確立を望んでいる」と民意が示すことを期待したい。

また「最悪の事態を次善の制度構築に活用せよ・福島原発危機の教訓Ⓐ」
http://03501213kyoiku-koyo.at.webry.info/201104/article_8.html

更に「国民は真実を知り・国民に役立つ「エネルギー政策」を実施させよう・原子力事故再発可能性を0にせよ」 http://03501213kyoiku-koyo.at.webry.info/201104/article_6.html

更に「震災復興に忘れてはならない事実と深刻な危機の原因」
http://03501213kyoiku-koyo.at.webry.info/201104/article_2.html

また「東電役員や原発関連法人役員管理職および自公時代の大臣達にも大震災復興資金を拠出させよ」 http://03501213kyoiku-koyo.at.webry.info/201104/article_1.html

更に「福島原発の安全を祈る・党内融和で与野党一致で難局に当たれ」    
http://03501213kyoiku-koyo.at.webry.info/201103/article_13.html
も是非参照して下さい。

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